邦題「未知なる世界」 原題「Knots Untie」 アメリカでの評価 8.6/10
前回「ジーザス」を「神野郎」と訳していた私ですが、どうやらそのまま「ジーザス」で使われているようなので、これからは「ジーザス」で行きます。
ミショーンとリックがびっくりな事になっていた前回!そしてなんと二人のセクシーな後ろ姿(笑)とジーザスの会話が始まるところで終わりましたね!第10話はこちら
**こちらはアメリカ在住のこのサイトの管理人MAMIによる和訳です。なので日本での翻訳とは違っていることもあると思います。
(ケーブルないのでいつも朝の3時まで起きて頑張って見ています^^)
目次
あらすじ(ほとんど詳細)
エイブラハムはサシャと共にパトロールしていた。
エイブラハムはサシャに好意を抱くが、サシャはユージンとシフトを交換したからエイブラハムとはもう一緒にパトロールしないと言う。
残念そうにため息をつくエイブラハム。
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エイブラハムはロシータとベッドに横たわる。ロシータはエイブラハムにトラックのブレーキライトから作ったネックレスをあげる。
ロシータがシャワーを浴びている途中、エイブラハムはサシャのことを思うのだった。
その夜、マギーはアレクサンドリアのガーデンから収穫が出来るまでは当分先で、食糧不足の不安を感じていた。
心配するマギーに、大丈夫だ、と励ますグレン。
グレンとマギーはデニースとエイブラハムがタウンハウスの地下に急いで行くのを見る。
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リックの家ではジーザスがリックとミショーンが服を着終えるのを待っていた。
カールはジーザスがいる事を発見し、ジーザスの頭に銃を向ける。
リックとミショーンは集まってきた仲間に、ジーザスは「話がしたいだけなんだ」と説明する。
ジーザスはみんなに
「はじめは君たちは危険な人たちだと思ったけど、いい人だとわかったよ。俺の仲間は畑を耕していて、収穫もある。俺の役目は他の人間との取引先を見つける事なんだ。」
「俺の仲間はヒルトップにいるから連れてってくれれば本当の事だって証明できる。」
と言う。
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ダリルがヒルトップへ行くためのキャンプカーの準備をしていたら、デニースが手作りのオートクッキー食べて、と持ってきた。
しぶしぶ受け取るダリル。
「食べたら美味しいんだろうけどさ、見た目クソみたいだな」
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リックはカールにミショーンとのことはつい昨夜起こったことで、ちゃんと説明しようとしていたんだ、という。
カールはリックに、ミショーンとの関係は認めるが、自分はアレクサンドリアを守るために残る、と言う。
そして、ダリル、マギー、リック、ミショーン、グレン、エイブラハムがジーザスが一緒にキャンプカーへ乗り込みヒルトップへ向かう。
ヒルトップへの道中、エイブラハムがグレンにマギーの妊娠について聞く。
エイブラハムはこんな世の中に新しい命が誕生するのはなんとも言えない気持ちだと言い、
グレンは「僕たちはこの世界に何かを作り出しているんだ」と希望を持とうとしている。
リックは転倒している車に近づくと、走行速度を落とす。
「どうやらついさっき起こったみたいだ」
ジーザスはこの車はヒルトップの仲間の車だと言う
ダリルは足跡をたどり、近くの建物まで行く。
マギーはリックたちが中を調べている間にジーザスを見張る役を担当。
他のメンバーは建物へと進入する。
リックたちは4人のジーザスの仲間を見つけ、建物から助けだす。そしてその1人は怪我をしていた。
リック一行は加わった4人と共にヒルトップを更に目指す。
ジーザスの仲間のハーランという男が自分は医者であることを名乗る。
グレンが妊婦のビタミン剤はないかと聞くと、ハーランは笑顔で以前は産婦人科医だったと言う。
「君たちはついてるよ!」
もう一人のジーザスの仲間であるフレディーがジーザスに「死ぬかと思ったときにウォーカー化した妻を見た」ことを言う。
しかし、キャンプカーは泥沼にハマってしまう。
一行はキャンプカーから降りなければいけなくなる。
そんな時、ジーザスが巨大な壁を指して言う。
「あれがヒルトップだよ」
ジーザスはみんなをゲートまで連れて行く。
が、ヒルトップの連中はなかなかリックたちを受け入れようとしない。
ジーザスと助けられた4人が説明し、リックたちを中へ入れる。
ジーザス:「君たちを信用するよ。武器はそのまま持ってきてもいい。だから俺達も信用して欲しいんだ」
ヒルトップはもうすでに銃は使いきってしまい持っていないという。
ゲートの中には大きな邸宅と畑があった。
この巨大な邸宅はもともとは歴史博物館だったらしい。
ジーザスは一行をコミュニティーのリーダーであるグレゴリーの元へと連れて行く。
グレゴリーは会うのはリックたちがシャワーを浴びて綺麗にしてからだ、と言う。
リックはこれに呆れ、マギーにグレゴリーと交渉するように頼む。
広間で待っている間、エイブラハムはダリルに聞く
「リックとミショーンはいつからああいう仲になったんだ?結婚して落ち着くってどう思うか?」
ダリルが答える
「そんな簡単にいくもんかよ」
エイブラハムはロシータがくれたネックレスをさわり、イジイジする。
マギーはグレゴリーと会い、交換条件の条件を話す。
グレゴリーは見下したような態度で、「アレクサンドリアにはほとんど何も残ってないみたいじゃないか」と言う。
「アレクサンドリアの住人がヒルトップで働くのはどうかね?君みたいな美しくて頭のいい女性は是非うちの仲間に歓迎だよ。」
マギーは拒否し、
「ヒルトップは銃装備や薬がないわ。私たちはお互いに助け合えるはずよ。」
と言うが、グレゴリーはそんな言葉は相手にしない。
ジーザスはリックとダリルにグレゴリーに平等な交渉が出来るようになんとか努力する、と言っていたその時、街の外で騒音がする。
「奴らが戻ってきた」
とヒルトップの住人がグレゴリーに伝える。
リックの一行とグレゴリーはヒルトップの外へ出ると、ニーガンの縄張りからヒルトップの仲間が帰ってきた所だった。
*****
戻ってきた者たちによると、ニーガンへ持って行った収穫物が「軽すぎる」という理由で2人が殺られてしまったと言う。
そしてもう一人の仲間であるクレゴリーがメッセージを伝えるまで人質にされているらしい。
グレゴリーがそのメッセージが何なのかと聞くと、
「すいません」
とイーサンは言い、グレゴリーの腹を刺す。
リックはイーサンを殴り出す。
戻ってきたヒルトップの連中にエイブラハムは首を締められ、エイブラハムはサシャの声を聞く。
ダリルがエイブラハムを助け、リックはナイフを突き付けられるが、一瞬をつきイーサンをやっつける。
ジーザスは怒り狂う住人たちにイーサンが殺害しようとしたことを説明する。
*****
上のシーンです(英語版)
ハーランはグレゴリーのそばに駆け寄る。
エイブラハムはしばらく地面に横たわっていたが、ダリルに「大丈夫だよ」と言い、立ち上がる。
地面にはロシータがくれたネックレスが落ちていたが、そのまま放置した。
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図書室で、ジーザスはニーガンの事を話す。
「ニーガンは「救世主」という名のグループのリーダーで、彼らはヒルトップを襲わない代わりにヒルトップの作物の半分を要求したんだ。」
「ヒルトップの壁が出来上がった直後に現れてね、16歳の少年を俺達の目の前で滅多打ちにして殺したんだ。」
「グレゴリーは俺だったらリーダーには選ばないけどね、でもこの街をここまで管理しているし、みんなは気に入って見るみたいだからね」
ダリル:「なんでやつらを倒さないんだ?」
ジーザス:「この街の人は武器があったってどうやって戦っていいかわからないような人たちなんだよ」
リック:「ニーガンの連中は何人くらいいるんだ?」
ジーザス:「わからない。でも大体20人くらいじゃないかと思ってる」
そこでダリルは「クレッグを救い出し、救世主グループを一掃するかわりに食物や薬を供給してほしい」と条件を出す。
ジーザスはこれをグレゴリーに伝えに行く。
その後、ジーザスが戻ってきて「グレゴリーはマギーと交渉がしたい」と言う。
ーーーーー
マギーがグレゴリーのところへ行く。
グレゴリーはベッドに横たわっていた。
「その交渉は同意してもいい。」
その時、マギーは自分ならもっと良い条件で交渉できるのじゃないかと思い、
「ニーガンは私達が止めなければもっとひどい要求をしてそのうちヒルトップを完全に使い物にならなくしてしまうわ。私たちは彼らを一掃できるわ。あなたが半分の食料をくれればね。」
グレゴリーはいやいやそうに拍手をし、
「ご立派。わかったよ」と同意する。
ーーーーー
リックの一行はヒルトップからの作物の調達をキャンプカーに入れた。
リックはニーガンとの連絡係だったアンディーにニーガンの元へと案内するように聞く。
ハーランはマギーのお腹を超音波でチェックする。
グレンとマギーは赤ん坊の映像と心臓の音を聞いて嬉しそうに微笑む。
リックの一行はヒルトップを後にする。
キャンプカーではグレンが超音波の子供の写真を嬉しそうに見ている。
写真は他のメンバーに次々とわたり一人一人確認していく。
エイブラハムはその写真をみてグレンに微笑みかける。
>>>>続く
新キャラ・没キャラ
新キャラ
・カル
・アンディー
・イーサン
・ウエスリー
・エデュアルド
・クリスタル
・グレゴリー
・バーティー
・ハーレン
・フレディー
没キャラ
・イーサン
まとめ・要点
- エイブラハムがサーシャを好きになる
- ロシータがエイブラハムに手作りのネックレスをあげる
- カールがリックとミショーンとの仲を認める
- ヒルトップへ行く前に4人のメンバーに出会う。その中には元産婦人科医がいた
- ヒルトップへ着き、リーダーのグレゴリーに会う
- グレゴリーはマギーの事を気に入る
- ニーガンのグループ「救世主」に作物を運びに行ったヒルトップの仲間が戻ってくる
- 2人は殺され、1人は人質にされ、残っていたメンバーのイーサンがグレゴリーを刺す
- リックたちはニーガングループを一掃する代わりに作物の半分を提供することを要求し、グレゴリーが同意する
感想
今回は新しいキャラがいっぱい登場しました。そして新しい街、ヒルトップの登場です。
いろんな人がいろんな街を築いていてすごいな、と思った反面、なんだかやっぱり人間って複雑だなと思いますね。
結局ニーガンのような武力のグループが残る。そんな印象です。
このニーガン、そうとうの強者だとネットでもコミックでも言われていますが、TV版は漫画の原作とどこまで違う展開になるのでしょうね。
ここまでかなりキャラが違うことになっているので、サプライズの展開になるといいですね!良い意味でですが。
9話でかなりの悲劇にあったために、10話、11話はそれなりに?平和です。というか、これからどんどん状況が悪化していきそうですね。
今までだとやはりガバナー(総督)の悪のイメージが強くて、あれ以来の強敵にはまだ見ていませんが、ニーガンは総督よりも強敵そうですね。
というか、個人的に総督とニーガンの対決が見てみたかったような気もします。
あと、エイブラハムの恋の行方がダメ〜な感じになってきました(笑)なんか、怪しいですね。このままでいくと、エイブラハムかロシータのどちらかに死亡フラグがでそうな気がします。
ミショーンもリックと良い仲になってしまったので、この先どうなってしまうのか不安です。
ミショーンには生き残って欲しいなぁ。
コメントくれたら嬉しいです!