邦題:強く在るために 原題:Twice As Far アメリカでの評価 (3/20現在):9.3/10
ネタバレしているので、見たくない人は注意してくださいね!
尚、訳はMAMIがしているので日本語版と違うこともあるのでご了承ください。
前回第13話までの流れ:
キャロルは近づいてきた男に気づき発砲するが、弾丸は男の腕にあたる。マギーが男に銃を向けた瞬間、男の仲間が背後から現れ、キャロルとマギーは捕まえられる。
食肉処理場へ連れて行かれたマギーとキャロルだったが、見張りがいないのを見計らって拾ったロザリーでガムテープを切り、脱出を図るキャロル。しかし、キャロルの様子はいつもと違い、なにかを恐れているようなものだった。
マギーを助けだしたキャロルはそのまま逃げようとマギーに言うが、マギーは捕まえた連中を始末しなければいけないとキャロルを説得する。
キャロルは彼女らを捕まえたニーガングループの1つの女ボスであるポーラに銃を構えるのだが、彼女を撃つことは出来なかった。
その不意をついてキャロルに襲い掛かったポーラだったが、なんとかポーラを始末することができた。
ポーラのポケットから無線で駆けつけたポーラの仲間に「殺し場」で集合するようにと命じ、キャロルとマギーは罠を貼る。
罠は見事に成功し、建物の出口へたどり着こうとした瞬間、リックたちが中へ侵入しようとしていたところへ出くわす。
第13話の詳細はこちら
目次
第14話あらすじ(ほとんど詳細)
アレクサンドリアでは新たな1日が訪れていた。
オリビアが食料庫に入って食べ物がいっぱいに並んでいるのをみて微笑んでいた。
ゲイブリエルはライフルを構えたまま歩いている。
ユージンはポニーテールをしてガードの交代をしてゲートの前にたち、 プラットフォームにいるサーシャに合図をする。
モーガンは合気道の訓練をし、その近くにいたキャロルはタバコを吸いながら十字架を握る。
モーガンは地下室に自ら作った牢屋の壁のコンクリートの最後のピースを埋めた。
そこへリックがやってきて何でこんなことをしているのかと聞く。
モーガン:「君がここでいろいろ出来ることがあるからだよ」
ーーーーー
また日が明けた。
オリビアはまた食料庫にいる
ゲイブリエルは先日と同じようにパトロールをする。
ユージンも先日と全く同じようにガードを交替し、サーシャの方へ向き合図をする。
が、サーシャはちょっと迷惑みたいな顔をする。
モーガンは相変わらず合気道の訓練をしている。
キャロルがポーチでタバコを吸っていると、トビンがキャロルに仕事に出かけるときの「行ってきます」のキスをした。
手の中にあるロザリーを見つめるキャロル。
ロジータが着替えを済ませると、ベットの中にまだ寝転がっているスペンサーが微笑む。
ロジータは後悔したかのように少し首をかしげる。
ダリルは取り戻したバイクについているカバンの中から木の人形を取り出す。
キャロルはダリルの横に座り、ダリルのバイクが帰ってきたことに気づき、焼けた森について尋ねる。
ダリルは言う
ダリル:「殺すべきだったよ。」
しかしキャロルはそれを聞くなり悲しそうな顔をし立ち去ろうとする。
ダリルは「救世主」グループの連中がキャロルとマギーに何をしたのかと尋ねる
キャロル:「彼女たちが私たちに? 別になにもしなかったわよ」
ーーーーー
そしてまた別の日がやってきた。
食料庫のドアが開いていた。 キャロルはブランコに座り、タバコを吸いながらロザリーを手にしている。
デニースはプラットフォームに立ちエイブラハムとユージンが出かけていくのを見る。そしてイエローページを破った破片を見つめ、何やら思い悩んだ表情をする。
通りではスペンサーがロジータに夕食を招待している。
しかし、ロジータのスペンサーに対する態度はとても冷たい。
スペンサー:「俺達って一体何なの?まぁ、どちらでもいいんだけど、言ってくれないかな?」
ロジータ:「わかったわよ。一緒にご飯食べるわ。」
スペンサーはちょっと嬉しそうに去るが、ロジータは迷惑そうな態度をとる。
デニースはそれを後ろで見ていたが
「見なかったことにするわ」
とロジータに言う。 そしてダリルとロジータに近くに薬屋があるから一緒に同行してくれないかと頼む。
ダリルとロジータはデニースに街にいるようにと言うが、デニースは一人でもいく覚悟はあるという。
ダリル:「一人で行ったら一人で死ぬぞ」
デニース:「だから一緒に来てって頼んでるんじゃない」
ロジータ:「わたし一人で彼女のお守りをするのは嫌よ」
ということで、3人は古いトラックで出かけることになった。
ダリルが古いトラックをなかなかスムーズに運転できないのを横目に、デニースは小さい時に彼女の兄からトラックの運転の仕方を教わった、とダリルに「運転の仕方」を教える
ダリルはそれが気に食わないようだ。
しばらく行くと、道が倒れた木でふさがっていた。
その気を調査しにいくダリルとロジータ。
ロジータはダリルにその木は誰かが倒したのでなくてただ倒れただけだと言うが、木の下のウォーカーの上に幾つかの酒瓶を見つける。
しかし、デニースはそれには興味を示さかった。 「お酒は親は飲んでたけど私は別に」
3人は歩き始めた。
ロジータは線路を辿って行くべきだと言うが、ダリルは線路なんて辿らない、拒否。歩き始める。
デニースはダリルに従うことにしたが、ロジータは一人で近道を辿ることにした。
エイブラハムとユージンは街の脇道を話しながら歩いていた。
エイブラハムはユージンのモレットがポニーテルに変わっただけでなく、ガード係も担当し、武器の使い方も覚えて、今では女性にアタックすることさえ出来るようになったことを指摘する。
エイブラハム:「何でそんなに変わったんだ?」
ユージン:「生き残るためには状況に馴染むのが重要だろ?」
ロジータはダリルとデニースが辿り着くのを待っていた。デニースはロジータにダリルの方を選んで悪かったと謝る。
そしてロジータは誰から武器の使い方を学んだのかと聞いた。
ロジータは、それはエイブラハムではなく、沢山の人がそれぞれいろいろ教えてくれたんだと言う。
彼らは薬屋に到着する。そしてダリルがドアを開ける。
ーーーーー
ユージンはエイブラハムを商業用の機械作業場へ連れて行く。
どうやらそこでは銃の弾を作る機械が整備されているらしい。
ユージン:「きっとすぐに重装備がお金に変わるものになるだろうね。」
エイブラハム:「ここで弾丸が作れるっていうのか?」
ユージン:「ああ、できるね」
そしてウォーカーが近づく
ユージンはマチェテナイフを構えるが、ウォーカーの頭は溶けた金属がかかっていて固くなっていて、刀が通らない。
ユージンが必死にウォーカーを押さえつけるなか、エイブラハムがそのウォーカーを突き刺して始末する。
ユージンは自分で出来たのに、というが、エイブラハムはユージンはもう少しで食われそうだったと否定。
しばらくの論争の後、 ユージンは「君の任務は解除だ」とエイブラハムに言う。
エイブラハムは怒り、ユージンに「一人で帰れ」といって去る。
ーーーーー
薬屋の中ではダリルとロジータが棚の薬を全てカバンに詰め込む間、ウォーカーの音がする方へ勇気を出して歩いて行く。
デニースはナイフを構えながら背後の部屋へと進む。
そして子供の靴が血だらけになって洗い場にあるのを見つけ、気分が悪くなり外へ出る。
デニースは外で待ちながら泣いていた。
そして手には「デニス」という名前の鍵を持っていた。
ダリルはやさしく薬屋を見つけてくれたことを褒める。
ロジータは冷たく「あなたにはまだ無理だって言ったでしょ」と言う
ダリルは「デニス」はデニースの兄なんだろ?とデニースに聞く。
デニスはデニースの双子の兄で在ることを明かす。
デニース:「彼はとても勇敢だったけど、とても気が荒かったの。ちょっと危なかっしい人だった」
ダリル:「俺の兄貴も正にそうだったよ。同じだな」
帰り道ではダリルがロジータの選んだショートカットを行くことを提案する。
線路の付近でクーラーボックスが車の中にあるとデニースが言い、ダリルとロジータが危険だと注意するにもかかわらず、 デニースは車のドアを開け、ウォーカーと取っ組みあいになり、なんとかウォーカーをやっつける。
その後すぐに吐いてしまうが、自慢気にクーラーに入っていたオレンジソーダを見せる。
ダリルはソーダごときに自分の命を危険にさらせるべきじゃない起こるが、デニースはソーダが大事なんじゃなくて、恐れから克服するために来たんだと説明する。
ダリルに一緒に来て欲しいと頼んだのはダリルが自分の兄のように頼もしくて安心できるからで、ロジータに来て欲しいように頼んだのは、彼女が人生の中で初めて一人になってしまったから、だという。
デニース: 「本当はタラと一緒に行くはずだったのに、怖かったから行けなかったし愛してるとも言えなかったのよ。あなた達は自分が思っているよりも強いのよ。頭もいいし、ふたりともとてもいい人よ。でも目覚めないと」
とデニースが話終えていないうちにクロスボウの矢が彼女の目を貫通した。
びっくりして銃を構えるダリルとロジータの前に大量の人間が現れる。
「武器をおろせ!」
そしてその中心にいたのは紛れも無くダリルのバイクとクロスボウを奪ったドワイトだった。
ドワイトは人質にとらえたユージンを突き出す。
ドワイトの顔は片方焼けただれていた。 そして両腕にはタトゥーがある。
ドワイト:「何か俺に言いたいことがあるのかよ?」
「お前あんまり話さないもんな」
そしてダリルとロジータから武器を奪う
ドワイト:「まだ使い慣れてないんだよね(クロスボウを指して)」
ダリル:「殺るべきだったよ」
ドワイト:「何?なんて言ったんだ?聞こえなかったよ」
ダリル:「お前を殺すべきだったよ。」
ドワイト:「ああ、そうだな」
ドワイトは狙ったのはダリルだったけど狙いを外したと、晴れ晴れしく話す。
ドワイトは自己紹介し、ロジータに名前を聞く。
*******映像ここから
ドワイト:「お前らのすみかに案内しろ。とってもいい所じゃないか。お前らの所へ行ったら俺達欲しいモノや人間をなんでも与えるんだ。」
「それとも、ユージンの脳みそをぶっ飛ばして、次は君(ロジータ)、でお前だ(ダリル)」
「そこまでには成らないといいけどな。他には誰も死ななくてもいいんだよ。まず1人から始めるからさ」
「さぁ、どうしたい?」
ユージン:「もしも誰か殺したいんだったら、あそこのドラム缶の影で隠れてる奴からにしてくれよ。あいつはクソ野郎だから俺ら3人よりも先に殺られる価値があるよ。」
ドワイト:「そいつを探せ」
と、途端にユージンがドワイトのあそこを噛みつく!
ドワイト:「うわーー!」
そしてエイブラハムが背後から救世主グループを銃で撃ち始める。
すきを見てダリルがそばに居た男をナイフで切り、銃の撃ち合いが始まる。
ユージンはしきりにドワイトのあそこを噛みにじる!
銃声を聞いて大量のウォーカーがやってくる。
ドワイトは仲間に退散するように命令し、仲間と共に走り去る。
ダリルはドワイトたちを追いかけようとするが、ロジータの声に止められる。
******映像ここまで
ユージンは脇腹を撃たれて倒れていた。
ユージンを引きずってなんとか連れ戻すエイブラハム、ダリルそしてロジータ
医務室でロジータに見守られながら目を覚ますユージン。
ユージンはエイブラハムに彼を殺そうとしたわけじゃなくて、なんとか隙を作ろうとしただけだ、と弁解する。
ユージンはエイブラハムにバカにしたことを謝るようにと要求し、エイブラハムは謝る
エイブラハム:「あれを噛む戦術は長けてるね。いやちゃんと認めるよ」
エイブラハムはその後サーシャの家に行く。
サーシャはエイブラハムを家に入れる。
ダリルとキャロルはデニースを埋める。
ダリルはデニースが持っていた「デニス」のキーチェンをポケットに入れる。
そして小瓶のウイスキーを一気飲みする。
キャロル:「そうね。あなたが正しかったわ。」
しばらく後、トビンが自分の家で一枚の紙切れを手にしていた。
そこにはキャロルからメッセージが書かれてあった。
「私はもうここにはいられないの。みんなのこと愛してるわ。でもそうすると殺さなければいけなくなるの。もう出来ないわ。」
キャロルがいなくなったアレクサンドリアではロジータがユージンの代わりにゲートのガードをし、サーシャがプラットフォームで見張りをしていた。
モーガンはキャロルのポーチを眺める。
キャロルがいつも座っていたブランコは空だった。
>>>>>続く
新キャラ・没キャラ
新キャラ
「救世主」グループのニール
没キャラ
まとめ
- 始まりはいつもの「平凡」なアレクサンドリアの様子から始まる
- モーガンは牢屋を完成させる
- キャロルはブランコに乗り相変わらずロザリーを見つめ続ける
- ロジータとスペンサーが一緒に寝ていた
- スペンサーは嬉しそうだったが、ロジータの態度は冷たい
- デニースが薬屋が有るところを知っているから一緒に来て欲しいとダリルとロジータに頼む
- ダリル、ロジータ、デニースの3人は薬局へ向かう
- ユージンとエイブラハムは街の裏道を通り、弾丸を作ることが出来る作業場へと着く
- ユージンがエイブラハムにもう守ってくれなくてもいい、と暴言を吐く
- デニースが無謀な行動ばかりする
- デニースには双子の兄「デニス」がいた事がわかる
- デニースが自分も強くなりたいと熱演している最中にクロスボウの弓が目に突き刺さる
- ドワイトが再登場(顔が半分焼けただれている)
- ユージンがドワイトのあそこを噛みつく
- ユージンが脇腹を撃たれる
- キャロルが置き手紙をトビンに残して消える
感想
今回は驚きの連続でした!!
ある程度はリーク情報で把握していたと思っていたのですが、全く思いもしない展開!
なにがって、ロジータとスペンサーのカップル?
今回、ロジータといい、デニースと言い、めっちゃ性格きっついんですけど。
どうしちゃったんですか?ってくらい。ロジータは失恋したばっかだからやけくそなのかな、とは思いますが、
でもスペンサーが可哀想。。。
しかもデニースまでがなんだかフラストレーション溜まってたのか、ロジータには「人生で初めて孤独になった」とか言っちゃうしw
それにしても女性陣がなんかすごいな、とおもいきや、ユージンまでがなんだか調子に乗った野郎になってるし。
みんなぁ〜どうしたんだよ〜
とちょっと引いてしまった私がいました。
そして妙に弱くなっていくキャロル。こういうキャロルはなんか切ないなぁ。あんまり見たくないです。
同性愛者カップル、ついに1組消えてしまいましたね。
私は結構周りに女の同性愛者がゴロゴロいたりするので慣れているのですが、結構同性愛者の女性の人たちって強いですね。
私はデニースの一生懸命な所、結構好きですけどね。
あぁ、せっかくウルフの男が(私のお気に入り)助けてあげたのに、なんてことするんだ〜ドワイト!!
デニースがいないと寂しいです。
逆にわかるけど小馬鹿にしたようなロジータの様子がダメだ〜。昔テニスの強いチームにバカにされた記憶を思い出してしまった(全然関係ないけど)。
今回でロジータのイメージがガラガラガラしてしまった訳なんですが、彼女もどうなるのでしょうね。
そしてキャロル。うーーーん。キャロルもヤバイですよね、おもいっきり。毎回ヤバさが増してくる。危険フラグだらけだ。
あとシーズン6も2話。。。悲しいなぁ。
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